トルエンの気相接触酸化によるベンズアルデヒド生成に有効な触媒系を見いだすため,P/Mo比を変えたMo03-P205触媒およびP/Mo=02触媒を基本にしてこれに第3成分として種々の金属酸化物を少量添加した触媒でトルエンの酸化を行なった,P2O5を添加すると,触媒の活性,安定性,選択性がよくなった。Mo03ーP205系にBi203を添加すると,少量では活性が増加するが,多量では生成ベンズアルデヒドのCO,CO2への第二次的酸化が促進された.MoO3-P205系に種々の金属酸化物を少量添加すると,Sb203以外は,活性が増加した。その効果はSnO2≈Cr203≈TiO2>V205>Al203>Bi203>NiO>Co203>Fe203の1値であり,SnO2,Cr203,TiO2は活性安定化にも有効であった。しかし活性の面で良好な触媒ほど生成ベンズアルデヒドの安息香酸への逐次酸化を促進する傾向を示した。
Susana A. LarrondoAndrés BarbaroBeatriz IrigoyenNorma Amadeo
Andrés BarbaroSusana A. LarrondoNorma Amadeo